クリフトンストレングスの「実行力」について
クリフトンストレングスの34の資質は、4つの分野またはカテゴリーに分類されます。ギャラップのベストセラー書『Strengths Based Leadership』で紹介され、クリフトンストレングス・テストで明らかになる、「実行力」分野を構成する9つの資質について詳しく見て行きましょう。
「実行力」分野の資質とは
どのチームにも達成すべき目標があります。遂行すべき仕事があります。完了すべきタスクがあります。
「実行力」の資質が高い人は、物事を実現させる能力にたけるので、チームの高いパフォーマンスを支えます。
チームが物事をやり遂げる必要がある場合は、「実行力」の以下の資質をもつ人に注目してください。アイデアを発展させて現実化できます。そして、目標に向かって努力を怠りません。
達成欲
達成欲
「達成欲」の資質が高い人は、並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます。
アレンジ
アレンジ
「アレンジ」の資質が高い人は、多くの物事を整理し組織化することができると同時に、この能力を補完する柔軟性も備えています。すべての要素と資源をどのように組み合わせたら、最高の生産性を実現できるのかを考えるのが好きです。
公平性
公平性
「公平性」の資質が高い人は、あらゆる人を平等に扱う必要性を確信しています。明確なルールを定め、それに従うことで、世界のすべての人を公平に扱おうとします。
慎重さ
慎重さ
「慎重さ」の資質が高い人は、決定や選択を行うときに細心の注意を払います。あらゆる道のりには、危険や困難が待ち受けていると考えています。
目標志向
目標志向
「目標志向」の資質が高い人は、目標を定め、その目標に向かってまい進し、目標達成に必要な修正を行うことができます。優先順位をつけてから、そのとおりに行動します。
責任感
責任感
「責任感」の資質が高い人は、一度やると言ったことに対して、心理的に責任意識を持ちます。正直さや忠実さなどの普遍的価値を大切にしています。
回復志向
回復志向
「回復志向」の資質が高い人は、問題を解決するのが大好きです。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています
クリフトンストレングスの「実行力」分野を利用してチームを強化する方法
最高のチームは、自分自身の、そして他者のチームに対するユニークな貢献を理解するメンバーから成り立ちます。
たしかに、集合的にクリフトンストレングスのバランスが良いチームが望まれていますが、
『Strengths Based Leadership』に書かれているように、クリフトンストレングスが適切に混在するチームを作ることは、まだ出発点にすぎません。
チームメンバーのクリフトンストレングスを意識することは、チームの強みを構成することよりはるかに、チームエンゲージメントとパフォーマンスにつながります。
それでは、どうすればチームメンバーが自分のクリフトンストレングスをさらに強めて活かし、そして他のチームメイトの強みを尊重するようにできるでしょうか。
「実行力」の資質がどのくらい高いか、34のクリフトンストレングスのどのような資質がチーム内にあるかを確認するには、チームメンバー用にクリフトンストレングス・テストをご購入ください。
団結力が高く、より多才で生産性やエンゲージメントの高いチームにするには、クリフトンストレングスのコーチングとマネジメントのリソースをご購入ください。